甘々なMikanの徒然

いろんな思いついたことやらいろいろ。。

今日できることを成し終えて

暑さ寒さも彼岸まで。。

もうすぐ春のお彼岸(3月17日~23日)がやってきます。

 

大好きな落語「天王寺詣り」の一説で、お彼岸の中日にお参りするのではなく、すぐにお参りに行こうと口説くシーンです。

 

小野小町が言ぅてまんがな!「人間は風前の灯火、明日をも知れぬ身の終わりかな」

一休禅師がどぉ言ぃなはった「今をも知れぬ身の終わりかな」

御開山が何とおっしゃった「明日あると思う心のあだ桜、夜わに嵐の吹かぬものかわ、ただ南無阿弥陀仏

大爆笑の落語なのですが、この箇所はすごい奥義が語られています。
 

たしか浄土真宗のお経の白骨の御文章にも<朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり>とあります。また一休さんはこうとも言っています。

門松は 冥途の旅の 一里塚 馬駕籠もなく泊まり屋もなし。

 

時間はすべての人に平等にあり、その使い方次第でその生き方の質が決まります。
また、やらねばならないことはすぐにやらねばならない!明日すればいいなんて考えではだめと。
明日はないかもしれないのですから。

私の大好きな吉田松陰先生のお言葉

私の大好きな吉田松陰先生のお言葉です。
 
己れを以て人を責むることなく、一を以て百を廃することなく、
長を取りて短捨て、心を察して跡を略らば、
則ち天下いづくにか往くとして隣なからん。
 
 
とっても心に沁みる松陰先生の言葉です。
 
つい他人を自分の尺度で判断してしまって、その人のことを批判し決めつけてしまったり、
つまらないレッテルを貼ったり、色眼鏡で見てしまったり。
 
誰にでも長所や短所があるのは当然、
相手の気持ちになって物事をすすめてゆきたいものですね。
 
そうすることで知らず知らずのうちに自分は成長するのでしょうね。
 
怒りは身を滅ぼすものです。
 
ちなみに「人の巧を取って我が拙を捨て、人の長を取って我が短を補う」
といったのは桂小五郎さんです。

 

宅配便騒動におもう・・

このところ連日のように配達業界の事が表面化しています。

昨年の秋ころでしょうか、佐川急便の身代わり出頭事件が露見し
その後続々と対象者が増えてついに書類送検となっています。

 

www3.nhk.or.jp


これと同時にヤマト運輸の業務環境から労組より申し入れがありその悪劣な環境が表面化、そして残業代未払い調査等でメスが入っています。

当方もお仕事で宅配便を使用していることから、
そのお仕事の大変さは配達に来て下さる方々の顔色から簡単に想像できます。
なんだか他人ごとに思えず夜間に配達に来て下さると本当に申し訳なく思っています。


もちろん競合他社の価格競争によりどんどんと価格は下がり、働けば働く以上に苦しくなる悪しき業界の慣習が招いた結果なのでしょう。

個人宛で本当に急ぐ荷物ってどれくらいあるのでしょう。
私の翌購入する「水」なんて余裕をもって注文しているので、本当に手の空いた時に配達に来て下さったら良いし
また、お米等の重たい食料品も同様です。

diamond.jp


「急がない荷物なら値段は通常」で「急ぐ荷物は割増料金」なんて仕組みを宅配業界が設定しても
実際には通販モールの大手「楽天市場」「Yahooショッピング」の出店者はそんなややこしい受注処理をすることができません。
ネット通販初心者さんは「知らない間にこうなっていた」「メールが届いていない」「買った覚えがないのに」等など想像を絶する相談を店舗に言われるので店舗側はそれどころではありません。

やはり、今回の現況の一端を担ったamaznのPrime会員送料無料のハードルを上げるか、もしくは有料にすることで適正価格でヤマト運輸さんら宅配会社の契約を見直すことではないでしょうか?

クロネコメンバーズの構築やLineでの配達情報変更ができたり、またマンションや戸建て住宅に宅配BOXを設置したりコンビニで受け取る仕組みを強化してもほんのわずかな効果でしょう。
それなら、宅配業界で働けば見合う以上の収入が得られるという図式を早期に構築する方が先なのではないでしょうか?

サービスに見合うだけの価格を早く転嫁できる日が来ることを願っています。